High Pitch ON LINE

ハイピッチ(High Pitch ONLINE)は、地域密着型マリン情報誌
ハイピッチが運営する中部・北陸エリアの、マリン情報に関するポータルサイトです。

2021.05.10Mon

ハイピッチvol.195発売!!

ハイピッチ発売

Twitter Facebook

5月10日にハイピッチvol.195が発売しました!!今月の表紙は、楠ケイさんです!!
15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

4月24日(土)〜25日(日)、愛知県常滑市のNTPマリーナりんくうで中部ボートショー2021in常滑が開催された。今年のボートショーは昨今のコロナ禍を考慮し、感染症対策を徹底した上で開催され、会場入口や桟橋入場口には検温・消毒エリアが設けられた。また、会場ではスタッフのマスク着用や消毒用アルコールの設置はもちろん、乗船人数を制限することで、“三密対策”も徹底されていた。展示内容を見ると、メーカーのニューモデル展示をはじめ、各社の新製品、サービスなどを紹介する展示ブースも多く集まり、マリンファンにとっては非常に見応えのある内容となっていた。他にも、テレビの釣り番組やイベントでお馴染みの伊丹章さんが来場し、DJブースから展示内容の紹介や釣りのポイントなどを分かりやすく伝えていた。ボートショーも無事に終わり、いよいよ本格的なシーズン開幕となりそうだ。

取材協力 NTPマリーナりんくう 愛知県常滑市りんくう町3丁目6-1 TEL 0569-35-7200 URL http://www.ntp.co.jp/marina/

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

  • news_img_1
  • news_img_1

SuperJetが待望の4ストロークモデルとなった。1989年に発表されて以降、長年多くのジェットファンから愛されてきたヤマハのスタンドアップモデルが今年大きなモデルチェンジを経て市場に投入された。2021年モデルのSuperJetは2ストローク時代からの「走る楽しさ」と「抜群の旋回性能」を継承しつつ、4ストロークエンジン「TR-1」の搭載をはじめ、多面的でスタイリッシュな艇体デザインの採用、最大出力を約80%に制御する「Lモード」の搭載など、新しい試みや機能を採用し、これまで以上に魅力的な1艇に仕上がっている。スタイリングを見ていくと、4ストロークエンジンを搭載したことでサイズアップしているものの、多面的でシャープなフォルムのボディは光の当たり方で美しいボディラインが浮かび上がる形状で非常にスタイリッシュだ。従来モデルと細かくサイズを比較すると、全長は+190mmの2,430mm、全幅が+80mmの760mmとなり、重量は4ストロークエンジンの搭載と艇体のサイズアップがあったものの、新設計のハルでトップクラスの軽量化を実現したことなどもあり、増加は31kgに留まり170kgとなっている。続いて、操作性について確認すると、ハンドルポールが前後に長さ調整が可能で、ライダーの身長や乗り方で3段階の調整が可能となった。そして、足元は従来モデルより約20%幅を拡大したことで、マシン上での動きをよりスムーズにしている。中央にはリボーディングホルダーを設置し、海上での乗船もしやすい。そして、今回新たに搭載された「TR-1エンジン」はパワフルでレスポンスの良い乗り味を実現しており、燃費性能も良好だ。そして、新設計のハルはライディングプレートを後方に配置して水線長を延長、ハル底面に深く刻まれたストライプが強力なグリップ力を発揮し、旋回性能を向上させている。他にも最大出力を約80%に制御できる「Lモード」は初心者の方にも嬉しい機能だ。今シーズンは日頃からランナバウトに乗っている方にも、ぜひSuperJetの魅力を知って頂きたいと思う。走る楽しさを追求できるこのモデルなら、きっと新しい楽しみ方を見つけられそうだ。

YAMAHA MJ-SuperJet メーカー希望小売価格 ¥1,391,500円(税込)
全長(m):2.43、全幅(m):0.76、全高(m):0.79、乾燥質量(kg):170、定員(名):1、燃料タンク容量(L): 19、最大馬力(PS):101.4、エンジンタイプ:4ストローク 3気筒、排気量(㎤):1049、燃料:無鉛レギュラーガソリン

取材協力:ヤマハ発動機株式会社 中部・関西販売課 兵庫県西宮市西宮浜4-16-2 TEL:0798-37-2001 URL: https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/

ヤマハマリーナ株式会社 ヤマハマリーナ浜名湖 静岡県湖西市入出字長者1380 TEL:053-578-1114 URL: https://hamanako.yamaha-marina.co.jp/

ヤマハ公式サイトでSuperJetの詳細をチェックしよう!!
https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/lineup/marinejet/sj/

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

  • news_img_1
  • news_img_1

マリンジェット最速の称号「GP」を受け継ぐGP1800RSVHOは圧倒的な走行性能と鋭い旋回性能を実現したシリーズ最速のマリンジェットである。2021年モデルではSuperVortexHighOutput Engineのパワフルな加速性能とNanoXcel2を採用した好評のGPハルの生み出す圧倒的な走行性能に加えて、新設計のインテークと新開発のジェットポンプを採用したことで、更なる爽快な乗り味を実現している。また、新たに「オート・トリム・システム」を搭載しており、マシンが走行状態に合わせて最適なトリム調整を自動で行ってくれる。このモードは「コーナリングコントロール」と「ラウンチコントロール」の2つから構成され、加速時にはトリムを自動的にシフトダウンし、バウの跳ね上がりを抑制。コーナリングの減速時にはバウダウンさせ、より鋭いコーナーリングを可能としている。この機能があれば、誰もがマシンの持つ圧倒的なポテンシャルを楽しむことができそうだ。他にも人間工学に基づいた設計により、シート幅を従来より35mm狭くすることで、より体にフィットしたライディングを楽しめるようになっている。また、フットウェル部分は40mm下がり、幅を25mm広げることで、低床でワイドな設計に変更されている。スタイリングに関しては、力強さを感じさせる迫力あるボディで、水上では風格さえ感じることができた。カラーグラフィックは撮影艇が採用した「Azure Blue with White」と「Black with Lime Green」の2色展開となっている。マシンの収納に関してはバウ、ハンドル下、シート下に十分なストレージを確保しており、シート下は防水のため、こちらも重宝しそうである。そして、コックピット中央には4.3インチ液晶ディスプレイのコネクストを標準装備しており、手元のスイッチを操作することで、最高速度や加速力の選択、セキュリティシステムの設定、ノーウェイクモードやクルーズアシストなどのサポート機能に関して操作が可能だ。今年のGP1800R SVHOはレースで勝負できる圧倒的な走行性能はもちろん、コネクストやオートトリムを搭載した機能性も持ち合わせた1艇と言えそうだ。

MJ-GP1800R SVHO メーカー希望小売価格 ¥2,422,200(税込)
全長(m):3.35、全幅(m):1.24、全高(m):1.20、乾燥質量(kg):342、定員(名):3、燃料タンク容量(L): 70、最大馬力(PS):250、エンジンタイプ:4ストローク 4気筒、排気量(㎤):1812、燃料:無鉛プレミアムガソリン

取材協力:ヤマハ発動機株式会社 中部・関西販売課 兵庫県西宮市西宮浜4-16-2 TEL:0798-37-2001 URL: https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/

ヤマハマリーナ株式会社 ヤマハマリーナ浜名湖 静岡県湖西市入出字長者1380 TEL:053-578-1114 URL: https://hamanako.yamaha-marina.co.jp/

ヤマハ公式サイトでGP1800R SVHOの詳細をチェックしよう!!
https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/lineup/marinejet/gp1800rsvho/

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

グルメクルージング第195弾!!今回は答志島の「地物GYOKAI喜久屋」をご紹介します。ここは答志島の漁港で仲買人を務める大将が溶岩プレートで炙る自家製やわらか干物など、拘りの料理を楽しませてくれます。

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

今回はマリーナ河芸から出航しました。広大な敷地内にサロンやレストラン等の充実した設備を備える大型マリーナです。

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

  • news_img_1
  • news_img_1

  • news_img_1
  • news_img_1

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

お店を紹介してくれたのはマリーナ河芸の黒島理栄さんと、モデルの楠ケイちゃん。マリーナ河芸は陸域面積9.9ha、水域面積2.7haの広さに充実した設備を完備する大型マリーナで、ボート艇置はもちろん、販売、メンテナンスなど、幅広い業務を行っています。敷地内には大型25t自走式クレーンや50ft対応屋内サービス工場も完備しており、大型艇のオーナーも経験豊富なスタッフがしっかりとサポートしてくれます。また、美しいロケーションに囲まれたマリーナではここを拠点にボート免許を取得する方も多く、免許取得後はボート購入はもちろん、ヤマハマリンクラブシースタイルのレンタル艇で釣りやクルージングを楽しむこともできます。

取材協力 マリーナ河芸 三重県津市河芸町東千里854-3 TEL: 059-245-5001 URL: http://www.marina-kawage.co.jp

グルメクルージング撮影時の使用ライフジャケットはこちら!!

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

水感知膨張式ライフジャケット ベストタイプ YWV-2620 26,400円(税込)
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/cat/02/item/QR1TQKYWV101

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o
広々とした店内は清潔感もあり、落ち着いて食事を楽しむことができます。

  • news_img_1
  • news_img_1

  • news_img_1
  • news_img_1

大将がお客さんの好みを聞いた上で、お勧めの料理を提供してくれます!!
美味しいお酒もゆっくりと楽しめます!!リピーターも大勢いるお店です!!

  • news_img_1
  • news_img_1

お店は2017年2月に新築してオープン。気さくな大将と女将に会える答志島の美味しい食事処です!!

今回はマリーナ河芸から出航し、答志島のお店を目指しました。お店は2017年2月にオープンしたばかりで、外観や内装はとても綺麗でした。店内は広々としており、清潔感があるので、ゆったりと寛ぎながら食事を楽しめました。ここの大将は料理の腕も抜群で、仲買人を務める自身のコネクションを通じて、珍しい魚や旬の魚介類を沢山提供してくれます。季節に応じて、サワラやフグも人気で、高価なトラフグやブランドのサワラもオーダーがあれば提供可能ですが、大将が自身の目で見て市場から仕入れたフグやサワラにも絶対の自信をお持ちなので、大将にお任せしても良いと思います。お店は前日までに予約が必要で、その際、金額を伝えておけば大将が予算に合わせてお任せコースで美味しい料理を用意してくれます。

  • news_img_1
  • news_img_1

(写真左)お茶漬けは一般的にはシンプルな食べ物ですが、シンプルなものにこそ、
大将は細かな拘りを持って作ってくれます。全く臭みもなく、最高でした。

(写真右)こちらのお店の干物を一度食べてみて下さい。干物の概念が変わります。
一夜干しのような仕上げで、身のほぐれ方が天日干しとは全く違いました。

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

こちらのお任せコースもお勧めしたいのですが、今回特にお勧めなのは溶岩プレートで炙る自家製やわらか干物と熱々のダシをかけて食べるだし茶漬けです。ここの干物は店内で低温冷風乾燥をさせているので、天日干しではありません。味はやや薄味に仕上げつつ、その日使う魚によって下味を変えるため、魚によって食感や香りも楽しめます。また、常連さんには前回提供した魚の干物は極力出さないようにメモを見て工夫するなど、お客さんの好みしっかりと把握し、美味しい食材を準備してくれます。干物は食感が一夜干しのようで、身のほぐれ方も抜群。これは干物の概念が変わるなとさえ思ってしまいました。

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

イナダ、イサキ、コブダイ、タカノハダイ干物の概念が変わります!!
特に食べて欲しいメニューは上記の2つ!!溶岩プレートで炙る自家製やわらか干物は
火を止めた後も遠赤外線効果で暖かい。

自家製やわらか干物を食べるなら

大将のお任せセット
刺身 溶岩プレートで炙る自家製やわらか干物
地魚の煮付/本日の小鉢/漬物/ご飯/汁物/デザート
1,650円(税込)

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

そして、だし茶漬けはサワラの漬けにダシ(サワラの骨からダシを取って鰹ダシとブレンドしたもの)を回しながらかけるとサワラの旨味がご飯にもたっぷりと染み込んで、こちらも絶品でした。この2品はクルージングに行かれた際にはぜひ食べて見て下さい!!お勧めです!!

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

熱々の特製ダシを回しながらかけて食べます!!熱々のダシをかけて食べるだし茶漬けも大将が丹精込めて作っており、臭みも無く絶品でした。

絶品のだし茶漬けを食べるなら

だし茶漬けセット
ちょい漬け地魚のだし茶漬け(熱々土瓶だし汁)
地魚の煮付/本日の小鉢/漬物/ご飯/デザート
1,650円(税込)

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

刺身は旬のものを楽しめて鮮度も抜群です!!

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o
答志島漁港の仲買人を務める大将が季節ごとに厳選した旬の海の幸を楽しませてくれます。値段を伝えてのお任せも可能です。(コース:3,300円税込〜)

三重県 答志島 喜久屋

〒517-0002 三重県鳥羽市答志町1354-13
[電話]0599-37-2047 受付時間:AM7:30~PM10:00
[休業日]不定休[営業時間]
昼食 11:00−14:30(最終入店 13:30) 夕食 17:00−22:00(L.O. 21:30)
※ランチの場合は前日までに要予約。当日の朝でも
仕入れが間に合えば、当日のランチ受付も可能。

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

4月15日(木)〜18日(日)、神奈川県の横浜ベイサイドマリーナにて、ジャパンインターナショナルボートショー2021が開催された。今年で60回目となる今回のボートショーはリアル会場(横浜ベイサイドマリーナ)とバーチャル会場(インターネット)のハイブリッド・ボートショーとして開催された。特にバーチャル会場は横浜ベイサイドマリーナで開催される本番会期の前からオープンしており、高い注目を集めていた。そして、今年の横浜ベイサイドマリーナ会場では大型ボートやセーリングクルーザー(ヨット)等、約60隻の係留展示の他に、陸上でもマリン用品や様々なマリン情報を紹介するテントブースが多数出展し、充実の展示内容となっていた。また、期間中は最新の注意を払って感染症対策も行われていた。本番会期4日間の来場者数は約16,000名を記録し、バーチャルでは18日までに約23,000名が来場している。

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

15025374_1435758029786521_8922755975504076695_o

  • news_img_1
  • news_img_1

今回はマイボートの雰囲気を気軽に変えられるボートラッピングについて、ご紹介したいと思う。ボートラッピングは塗装と異なり、ハルなどの施工面に特殊なシートを貼り付ける作業のため、気軽にマイボートのイメージを変えることができる。また、シートを貼ることで船体の保護にもなり、シートを剥がせば容易に元のカラーに戻すこともでき、リセール時にはプラスに働くことも多い。今回取材したYDOBOAT WRAP SERVICE代表の大窪 賢生 氏はデザイン関連の仕事をしており、これまで様々な販促物や看板の製作・施工、カーラッピングなど、幅広く業務を行なっている。他にもアメリカの輸入雑貨販売やアメリカの輸入住宅販売も行っており、日々アメリカの魅力を日本に提案し続けている。今回はシーレイに1から施工する様子を撮影させて頂いたが、細かな部分まで丁寧な施工を心がけており、シートのシワや気泡をしっかり除去しながら手際良くラッピングを施工していた。依頼する流れとしては、現在オーナーと直接での取引は行なっていないため、必ずそれぞれのオーナーが所属するマリーナを通じて見積のご依頼を頂きたいとのこと。その後、サイズを確認し、概算見積を提案。デザインの内容(フリーデザインやロゴの有無)などを加味し、最終的な見積の提案となる。デザイン力は高く、オーナーのイメージを聞いた上でCGなどを駆使しながら、最適な提案を行なってくれそうだ。今シーズンはぜひマイボートへのボートラッピングを検討して欲しいと思う。

取材協力:YDO BOAT WRAP SERVICE 愛知県海部郡大治町八ッ屋西田面61-1 TEL:052-387-7233
施工例は公式インスタで公開中!!
https://www.instagram.com/ydo_bws/?hl=ja

株式会社CIS 西浦マリーナ 愛知県蒲郡市西浦町大山26番地 TEL: 0533-57-3735 URL: http://www.nishiuramarina.com

今月号も見応え十分の内容になっておりますので、ぜひご覧下さい!!

PAGE TOP
トップへ