1月10日にハイピッチvol.215が発売しました!!今月の表紙は、森下 彩七さんです!!
2002年にイタリアで創業されたABSOLUTE YACHTS(アブソルートヨット)は全モデルにVOLVO PENTA IPSを搭載した力強い走行性能をはじめ、洗練されたサロンやマスターステートルームを備える抜群の居住性が魅力のボートビルダーである。アブソルートの世界観でデザインされるボートは世界的にも高く評価されており、約20年という短期間にも関わらず、今日では世界的なボートビルダーとしても知られている。ABSOLUTE YACHTSは広大な自社製造工場で年間約130艇以上のボートを建造し、3シリーズ全16モデル(47ft〜75ft)をラインナップ。主に地中海や北米を中心に広く展開されており、国内では洗練された輸入艇を数多く取り扱うテクノマーレインターナショナルが販売している。今回ご紹介する「ABSOLUTE 56FLY」は以前本誌で紹介した「ABSOLUTE 60FLY」同様にオープンかつフラットなコックピットテラスを採用しており、こちらに配置された椅子やテーブルは固定された家具ではなく、配置変えが可能なモジュール式となっている。そのため、自分好みに自由にアレンジが可能で、広大なスイミングステップのエリアとコックピットエリアとの一体感も感じられ、快適なビーチエリアとしても楽しむことができる。フライブリッジは左舷側にヘルム、右舷前方にサンベッドがあり、中央にはコの字型のソファやグリル付きギャレーが備わっている。後方にはフライブリッジテラスが用意され、コックピットテラス同様にモジュール式の椅子やテーブルを配置することで、オーナーが自分好みにレイアウト可能だ。サロンは室内を囲むように大型ウィンドウが配置され、自然光がたっぷり入る明るい船内では360度の広い視野を楽しめるだけでなく、コックピットテラスとの一体感も感じられるため、非常に機能的なレイアウトと言えそうだ。前方のヘルムステーションはダークカラーを基調とし、操船に集中できる機能的なレイアウトを採用。従来モデルに引き続き、操船席の脇にはオプションで離着岸時に重宝するサイドドアも選択可能。5人掛けのソファの正面には3人掛けソファが設置され、ソファ後方のウィンドウはスライド式に上下するため、船内に自然の風を取り込める。ギャレーは後方に設置することで、サロンとコックピットテラスのどちらにもスムーズにドリンクや食事を提供することが可能だ。サロンからステップを降りると、バウエリアには独自のバウステムを採用したことで船首近くとは思えないほどの幅と高さを確保したマスターステートルームが配置されている。室内にはクイーンサイズのベッド、化粧台、大型クローゼットが完備され、両サイドに配置されたアブソルートを連想させる特徴的なウィンドウからは自然光がたっぷりと入ってくる。ミジップにはシングルベッドが2つ配置されたゲストルームやフルビームのVIPステートルームがあり、洗練された空間で贅沢なステイも楽しめそうだ。走行面にも触れると、エンジンはVOLVO PENTA D8 IPS800(600PS)を2基搭載し、試乗時は向かい風のなか12ノットでプレーニング。2400回転で18ノット(消費燃料8.3Lt/海里)、20ノットでの騒音レベルは70dbAを下回り非常に静か。27.5ノット(燃料約30%)で、消費燃料9Lt/海里を下回る高効率な性能を発揮している。「ABSOLUTE 56FLY」は抜群の走行性能はもちろん、美しく機能的なレイアウトで充実したステイも楽しませてくれる贅沢な1艇と言えそうだ。
ABSOLUTE 56 FLY
全長:17.64m、全幅:4.79m、燃料タンク:2600L、清水タンク:650L、エンジン:VOLVO PENTA D8 IPS800x2基、最高出力:600PSx2基、定員:15名
URL:https://www.tecnomare-yachts.co.jp/brand/absolute/lineup-absolute/flybridge-56
写真提供: テクノマーレインターナショナル株式会社
埼玉県さいたま市緑区間宮607-1 TEL: 048-878-6806 URL:https://www.tecnomare-yachts.co.jp
マリーナ河芸は三重県津市河芸町にあり、伊勢湾で釣りやクルージングを楽しむ多くのオーナー様で賑わうマリーナだ。釣り好きのオーナー様も多く、釣りの情報が多数集まる。また、高いスキルをもったスタッフ達が在籍しており、様々な遊び方を提案してもらえるため、海遊びの拠点にはぴったりのマリーナだ。今回、取材に協力して下さったのは、マリーナ河芸の鳴真さんと牛場結衣さん、そしてUF-29オーナーの田崎健一郎さんだ。田崎さんはマリーナ河芸を拠点に普段からマイボートでの釣りを楽しんでおり、船にも様々な艤装品が搭載されている。マリーナ河芸では遊び方に合った艤装品の提案もしており、熟練のスタッフと相談しながらマイボートをさらに深くカスタマイズできるのだ。秘密基地を育てるが如く、自分好みの艤装品でカスタマイズしたマイボートに乗り込み趣味に繰り出す。大人だからできる、ロマンの溢れる遊び方だ。そんなこだわりの詰まったUF-29で今回は伊勢湾へ出航し、今が旬の青物を狙うこととなった。普段から釣りを楽しむ田崎さんはもちろん、マリーナスタッフである鳴さんと牛場さんの手つきも慣れたものだ。釣れているポイントや仕掛けの情報を熟知しているからこそ、準備も非常にスムーズに進み、あっと言う間に次から次へと青物が上がり始めた。この日1番の大物は田崎さんが釣り上げた70cm超えのワラサで、船上を大いに沸かせてくれた。釣りを楽しんだあとは、マリーナスタッフの鳴さんと牛場さんの提案で鳥羽の「浜辺屋」に向かうことに。釣りたてのワラサを刺身にしてもらい、浜辺屋の絶品料理と共に楽しんだ。おいしい料理に自分の釣果を添えて、釣り談義に花を咲かせられるのは、釣り人の特権だ。今回の釣行も、朝からたっぷり遊び尽くす大満足のものとなった。繰り返しになるが、マリーナ河芸では普段から様々な遊び方の提案をしてくれる。釣りをもっと楽しみたい、遊びの幅を広げたい、マイボートをもっと深く遊び尽くしたいといった方は、マリーナ河芸にぜひ訪れてみてほしい。きっと、ベテランのスタッフ達が力になってくれるだろう。もちろん、ビギナーの方も大歓迎だ。普段から遊び方を提案しているマリーナ河芸だからこそ、きっと自分に合った遊び方を見つける大きな助けになるだろう。
取材協力:マリーナ河芸
三重県津市河芸町東千里854-3 TEL: 059-245-5001 URL: https://www.marina-kawage.co.jp/index.html
「飛島マリンpresents 原田聡と沢井里奈のVAST OCEAN」のパーソナリティを務める沢井里奈さんが飛島マリンを訪問した。沢井里奈さんは「好きなDJランキング FM部門」で2年連続で5位を獲得しており、多くの人々から愛されているタレントだ。ラジオの他にも中日ドラゴンズ応援番組「ドラゴンズ・ナビゲート」のアシスタントMCや、中部電気保安協会のCMにも出演しており、2022年7月からは飛島マリンイメージキャラクターにも抜擢されている。今回はそんな彼女が、飛島マリン応援団として訪問するということで、同行させて頂くこととなった。最初に訪れたのは陸上ヤードだ。広々としており保管倉庫、修理工場も備えられている。ベテランスタッフも在籍しており、サポート体制も万全だ。次に訪れたのがクラブハウス。木の温もりを感じられ、海を眺めながらゆったりくつろげる。遊び疲れた体を癒すには最適な空間に仕上げられていた。最後に訪れたのは大型マリーナクレーン。51ft・25tまで揚降できるものが配備されており、設備の充実ぶりを感じさせた。と、ここまでマリーナを巡ったところで、沢井里奈さんが操船するボートに乗せて頂くことに。飛島マリンではボート免許の受付もしており、実は今回同行させて頂いた沢井里奈さんもラジオのパーソナリティを務めることになったきっかけで、ここでボート免許を取得していたのだ。まだ船長歴一年にも満たないのに関わらず操船する姿はすっかり堂に入っており、操船中ものびのびと船を走らせ楽しそうな笑顔を見せてくれた。クルージング後はマリーナイルミネーションを紹介してくれ、飛島マリンの魅力をたっぷりと感じられる訪問となった。
取材協力:飛島マリン
愛知県海部郡飛島村金岡37番地 TEL: 0567-55-2888 URL: http://tobishima-marine.com
番組サイトはこちら!
飛島マリンpresents 原田聡と沢井里奈のVAST OCEAN URL: https://hicbc.com/radio/vastocean/
グルメクルージング第215弾!!今回ご紹介するお店は愛知県常滑市の閑静な住宅街の中にある「ビストロ バルフルール」です。カインズ常滑店裏、コストコから約5分という位置にあり、アクセスしやすいお店です。お店を紹介してくれたのはNTPマリーナりんくうの中嶋敬介さんとモデルの森下彩七さん。
NTPマリーナりんくうは中部国際空港間近に位置する、中部地区最大級の規模を誇るマリーナです。60t&20tホイストクレーンが配備されており、大切なマイボートを安全・スムーズに上下架させることができます。さらに、70ft(24m)クラスの大型艇を一度に4隻収容できる大規模なサービスセンターを保有しており、NTPの自動車整備技術で培われた豊富な経験によるメンテナンス・修理・艤装・塗装といった様々なサービスで快適なボートライフをサポートしてくれます。また、広々と開放感溢れるラウンジは、ラグジュアリーながら心地の良い空間となっており、マリーナステイでさえも上質な時間を過ごせるマリーナです。
NTPマリーナにはビジター桟橋もあるので今回はそこに停泊し(要事前連絡)そこから近くにあるトヨタレンタカーを利用してお店まで移動しました。
取材協力:NTPマリーナりんくう
愛知県常滑市りんくう町3丁目6番地の1 TEL:0569-35-7200 URL:https://www.ntp.co.jp/marina/rinku/
グルメクルージング撮影時の使用ライフジャケットはこちら!!
水感知膨脹式ライフジャケット ベストタイプ YWV-2920RS 19,800円(税込)
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/cat/02/item/QR1TQKYWVS31
「ビストロ バルフルール」は閑静な住宅街の中にあります。地元の農家や漁師から仕入れた食材を使った、本格フレンチを気軽に楽しむことができるお店です。
「ビストロ バルフルール」は気軽に入れるフレンチ食堂をコンセプトに、かしこまらず、普段使いできるお店として十年以上続く、地域の方達からも愛されているお店です。取材当日も店内にクリスマスの飾り付けが施されており、アットホームで家族での利用にもぴったりな雰囲気の内装になっていました。
気軽に入れるフレンチ食堂というコンセプトで、店内は洗練されながらも家庭的な居心地の良さを感じられます。家族連れでの利用にもぴったりなお店です。
さて、そんなお店で今回ご紹介するのは3つのランチメニューです。まずはじめにご紹介したいのが「名物!!渡り蟹パスタランチ」です!!メインディッシュの「渡り蟹のトマトクリームパスタ」は、伊勢湾で揚がった渡り蟹を贅沢に使った濃厚なソースを、生パスタにからめていただく一品です。蟹の旨味がしっかりと感じられ、癖になってしまう逸品でした。続いてご紹介するのは「パフェランチ」です!!なんとパフェが主役となっているメニューで、パティシエが作る旬の果物を使った豪華なカクテルパフェを楽しめる女性の方からの人気が高いメニューです。大きなパフェをしっかり楽しめるようにメインディッシュが少なめになっており、ニーズに応えた嬉しいメニューとなっています。なお、こちらのメニューのメインディッシュとなる料理は3ヶ月ほどのサイクルで変わっているとのことでした。今回は山形豚を使った料理でしたが、非常にやわらかくジューシーで、主役はパフェと言えどもあなどれない逸品でした。ぜひ、お試し頂きたい一皿です。3つ目にご紹介するのが「知多牛ランチ」です。こちらはメインディッシュをローストビーフ、ロッシーニ、ラグーの3つから1つを選ぶことができます。今回はロッシーニを頂くことにしました。ロッシーニは知多牛の内モモ肉をフランス産フォアグラとブルギニョンバターで仕上げたステーキで、こちらも高い人気を誇るメニューです。知多牛とフォアグラの贅沢な組み合わせながらしっかりと調和しており、非常に満足感の高い一品でした。今回ご紹介したメニューの中にはメインディッシュの他にも契約農家から仕入れた地元の新鮮な野菜を楽しめる「片山農園の知多半島たっぷり有機サラダ」や本日のデセール&ジェラートも含まれており(パフェランチは除く)どのメニューも大満足の内容となっています。
名物!!渡り蟹パスタランチ ¥2,860(税込)
パフェランチ ¥3,180(税込)
知多牛ランチ(ロッシーニ) ¥4,980(税込)
なお、こちらのお店は不定休となっているので、お越しの際は事前に予約することをおすすめします。クルージングで非日常を堪能した後、本格フレンチに舌鼓を打てば、特別な休日になるのではないでしょうか!!気軽に入れるフレンチということで普段着でもOKなので、クルージングの後でも入りやすいお店です。イチオシですよ!!
スペシャルサンクス:NTPマリーナりんくう 中嶋 敬介さん、モデル/森下 彩七、text/photo:編集部
ビストロ バルフルール
TEL:0569-58-5448 愛知県常滑市虹の丘2-145 カインズモール裏、コストコから車で5分
URL: http://gatteville.com/index.html
11月26(土)・27(日)の二日間に渡り、神奈川県箱根町の芦ノ湖にて国土交通大臣杯「芦ノ湖グリーンカップレース 2022」が開催された。本大会は今回で第39回目となる歴史ある大会だ。開催場所となった芦ノ湖は関東でも屈指の観光名所で、天気が良ければ芦ノ湖越しに富士山を拝むこともできる。大会当日も気持ちの良い晴れに恵まれ、絶好の大会日和での開催となった。今大会にはパワーボートの輸入・販売・保管・メンテナンスを半世紀以上に渡って手がけてきた老舗、グレートマリンも「東海マリンクラブ」として参戦した。長い歴史によって養われてきた高い技術力によって、今回の出場艇も非常に高い水準に仕上げられていた。今大会ではAコースV3000クラスで石井康隆選手が1位の座に輝いた。石井康隆選手は同年7月に開催された「パワーボートレース日本グランプリin東京湾」でもV3000クラスで1位を獲得しており、高い操船技術のみならず安定したパフォーマンスを発揮する、まさにベテランの走りを見せてくれた。また、同じくAコースV3000クラスで石井翼選手が4位、OFF2クラスでは神田知輝選手と浅原数敏選手のペアが東京湾の大会に続き3位という好成績を収めた。選手達の素晴らしい走りを讃えると共に、こうしたベテラン選手達のフィードバックを直に得られることも、グレートマリンが高い技術力を誇る理由の一端なのかもしれないと感じさせられた。パワーボートレースはアメリカやヨーロッパでも盛んに行われており、日本でも7月に開催された「パワーボートレース日本グランプリin東京湾」の他にも様々なレースが開催された。海のF1とも言われるパワーボート達が繰り広げるレースは迫力満点で、今後も目が離せないコンテンツだ。
取材協力 : グレートマリン
愛知県海部郡飛島村金岡22 TEL : 0567-55-2960 URL : https://www.tokaimarine.co.jp
東海マリンサービス
愛知県常滑市港町1−63 TEL 0569-43-3007
今月号も見応え十分の内容になっておりますので、ぜひご覧下さい!!