4月10日にハイピッチvol.242が発売しました!!
センターコンソールの概念を再定義するNAVANS30は、アメリカのBrunswickCorporationが展開するボートブランドの中で、18番目に加わった最新のプレミアムモデルだ。全長33フィート7インチ(約10.23メートル)、最大600馬力のエンジンを搭載可能なこの一艇は、開放的で余裕のある設計を活かしながら、快適性・機能性・安全性のすべてにおいて高い完成度を誇る。まず注目すべきは、走行性能の確かさ。単発またはツインの船外機構成に対応し、最大出力は600hpまでカバー。加速は滑らかでありながら力強く、波を切る際のバウの動きは極めて安定しており、ダイナミックなスピード感を損なうことなく快適なクルージングが可能となっている。走り出しのプレーニングも俊敏で、乗り手の意図に素直に反応する操縦性が持ち味だ。さらに、Zipwakeオートトリムシステムを標準搭載。自動で最適な姿勢制御を行うことで、燃費効率と快適性を向上させる。また、Joystick Piloting for Outboards(JPO)を採用することで、離着岸時の微妙な操作も指先ひとつでこなせる。これは特に初心者や家族での使用において、大きな安心材料となるはずだ。ナビゲーション面も抜かりない。デュアル12インチのSimradNSXディスプレイを装備し、GPS、魚群探知機、照明を含む各種設備操作、オーディオコントロールなどを統合。タッチスクリーン操作で直感的に扱えるため、航行中の負担を大きく軽減してくれる。電気系統はしっかりと独立分離されており、メインバッテリーとは別に家電用のバッテリーバンクを搭載。航行中もエアコンや調理機器を安定して稼働させることができる。次に居住性。デイボートでありながら、NAVAN S30のキャビンスペースは、明らかに一段上の快適性を備えている。キャビンにはフルサイズのダブルベッドがレイアウトされ、昼間はラウンジ、夜間は宿泊スペースとして利用可能。天井高は十分に確保されており、圧迫感は皆無。加えて自然光を取り入れるハッチと、間接照明のLEDライティングが心地よい空間演出を支えている。トイレは完全個室設計で、マリントイレのほか、洗面設備や収納スペースも完備。夏場の使用を想定し、12Vエアコンが標準装備されている点も大きな魅力。陸電が取れない場所でも快適な温度環境を保ち、長時間の停泊やショートクルーズでその真価を発揮する。デッキ部分も非常に機能的に設計されており、バウとスターンには広々としたソファエリアを配置。テーブルを展開すればランチやドリンクタイムにも最適で、オプションで日除けのTトップやエクステンションシェードも選択可能。中央のシート下にはギャレーがビルトインされており、電動グリルや冷蔵機能を備えたストレージを2台搭載。船上での調理が気軽に楽しめるのも、NAVANS30ならではの強みだ。NAVANシリーズが掲げる設計哲学は「安全性」「快適性」「革新性」「多用途性」の4つ。そのすべてがこのS30に凝縮されている。家族でのレジャーから、仲間と過ごす週末、あるいは港から港への移動を伴う本格的な航海まで、シーンを問わず高いパフォーマンスを発揮する。単なる移動手段としてのボートではない。快適な空間と操る楽しさ、そして信頼の走行性能を併せ持つNAVANS30は、まさに“水上のプライベートスイート”。見る者の視線を惹きつけ、乗る者の期待を裏切らない一艇だ。
NAVANS30
youtube:https://www.youtube.com/watch?v=dyt184fxBFc&t=36s
資料提供:アインスAリゾート株式会社
大阪府堺市堺区神南辺町四丁118 TEL:072-224-4040 URL:https://www.eins-a.jp
TOPWATER社が提供するF40は、釣りに情熱を注ぐすべてのアングラーに向けて開発された本格的なカスタムフィッシングボートである。コンセプトの中心には、「創る喜び、乗る感動。」という一貫したテーマが据えられており、これは単なる製品提供ではなく、ボートとの関係性そのものを楽しむという思想を体現している。F40は自由度の高いカスタマイズメニューによって、オーナーが自らのスタイルに合わせた多彩な一艇を創り上げることを可能にしている。特に、ハルカラーや内装、艤装といった主要なパーツに対して幅広いカスタマイズが可能であり、オーナー自身の趣味や使い方に応じて一艇ごとの個性を形にできる自由度の高さは魅力のひとつである。さらに、そうしたカスタマイズ性が、釣りの対象魚や活動エリア、さらには季節や天候といったフィールド条件への柔軟な対応力につながっており、多様な釣りスタイルをしっかりとサポートする設計となっている。走行性能の面でも、F40は一切の妥協がなく、釣行時に求められる機動性と信頼性を高いレベルで両立している。高剛性の真空引きFRPを採用し、剛性の高い艇を実現しているという点は、日々のメンテナンスや耐久性にも寄与しており、長期間にわたって安心して使用できる設計になっている。F40の優れた高速性能は、限られた釣行時間を有効に使いたいアングラーにとって大きなメリットであり、遠くのポイントへのアプローチもストレスなく行える。エンジンバリエーションも非常に豊富で、インボードタイプの場合、ハイパワーかつ低燃費なコモンレールディーゼルエンジンを中心に各社から選択可能であり、パフォーマンスとランニングコストのバランスを取ることができる。さらに、船外機も取り付け可能で各メーカーから指定できる点が柔軟性を高めており、ユーザーのブランド嗜好や修理体制に応じて選べる安心感がある。内装についても、F40は単なる実用性を超えた、使い手に寄り添うデザインがなされている。選べるハルカラーと内装レイアウトが特徴であり、細部にまで自分好みのテイストを反映させることができる。船体自体のカラーと内装カラーは選択可能であり、見た目の個性だけでなく視認性や気分にも影響を与える要素となる。また、本型に影響しない範囲で、椅子のサイズや向きなどの内装の一部もカスタマイズできる点も、オーナーにとって大きな魅力である。メインキャビンには、ヘルムステーション、バウバース、ヘルムシート、パッセンジャーズシート、マリントイレなどが配置されており、日帰りから長時間の釣行まで幅広いシーンで快適な時間を過ごすことができる。特にマリントイレの存在は、女性アングラーやファミリーフィッシングを楽しむユーザーにとって、安心して利用できる大きなポイントとなっている。このように、TOPWATER社のF40は、釣り人の夢を形にするためのボートであり、使うたびにその完成度の高さと設計の深さを実感することができる。走行性能、機能性、デザイン、いずれをとっても妥協のない仕上がりであり、釣りの楽しさと所有する喜びの両方を提供してくれる。まさに長く付き合える、信頼に足るフィッシングパートナーと言えるだろう。
TOP WATER CUSTOM BOAT F40
全長:12.44m 全幅:3.074m 全深さ:1.38m 自量:5t 排水量:7t 定員:12名 エンジン:YANMAR 6LY 440CN 最高出力:440馬力(324kw/3300rpm) 燃料タンク:900L
お問い合わせ:トップウォータータックルズ
URL: https://top-water.net/feature/customboat/
TEL:078-862-3182
取材協力:トップウォータータックルズ
兵庫県神戸市東灘区向洋町中6丁目9番地 神戸ファッションマート 3S TEL.078-862-3182 URL: https://topwater.ocnk.net
2025年、夏の始まりの合図となる「ジャパンインターナショナルボートショー」にて新作のコラボボートを発表し、多くの先行アイテムを発売、大盛況のまま幕を閉じたムータ・マリン。今夏発表予定の新作アイテムの情報が解禁されたので一部を特別大公開。是非チェックしてみてほしい。今年はなんと言ってもマリンアイテムが豊富。ムータ公式オンラインストアでも順次アップされていくのでそちらも要チェック!
photo: KOTAP special thanks: muta MARINE
URL: https://muta-japan.com
グルメクルージング第242弾!!今回ご紹介するのは名古屋市熱田区にあるお餅専門店「もちつもたれつ」です。お店を紹介してくれたのは「海蔵 ダイイチ名古屋支店」の鈴木さんとモデルの瀬田 遥さん。
海蔵は堀川沿いに位置するお店で、ボートでの遊びを総合的にサポートするマリンサービスの拠点です。ヤマハの新艇や船外機、中古艇の販売をはじめ、豊富なマリン用品の取り扱い、レンタルボート、さらには船舶免許教室の運営まで、幅広いサービスを展開しています。今回はそんな海蔵に船を停泊させてもらいお店へ向かいました。
「海蔵 ダイイチ名古屋支店」は、堀川沿いにあるマリンサービスの拠点。店内では多彩なマリン用品も取り揃え、水辺のレジャーを幅広くサポートしてくれます。
取材協力:海蔵 ダイイチ名古屋支店
愛知県名古屋市熱田区神戸町1001 TEL.052-679-5601 URL: https://www.wan-wan.co.jp/marine/06shop/02.html
ハイピッチお勧めのライフジャケットはこちら!!
水感知膨脹式ライフジャケット ベストタイプ YWV-2620RS 30,800円(税込)
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/cat/02/item/QR1TQKYWVW24
店内は和紙照明が柔らかく灯る、落ち着いた温もりのある空間。器には伊万里焼や有田焼を使用し、細部までこだわった和の上質な雰囲気が訪れる人を癒します。
店内は開放的な空間が広がり、和紙の照明シリーズ「AKARI」を採用した照明が温かみのある雰囲気を演出しています。さらに、佐賀県の伊万里焼や有田焼の食器を使用するなど、細部にまでこだわりが感じられます。お店の魅力は何と言っても、つきたてのお餅を心ゆくまで堪能できること。愛知県産の十五夜餅の餅米を使用したお餅の料理やスイーツを楽しめます。今回いただいたのは「おこわせいろ蒸し定食」、「雑煮せいろ蒸し定食」、「いなり餅定食」、「もち天」、選べる3種のミニもちセット(ドリンク付き)」、「焼き餅セット 特製醤油と有明海苔」です。
おこわせいろ蒸し定食 1,980円(税込) ※せいろ蒸しのメインを三河ポークまたは本日の白身魚から選択可
雑煮せいろ蒸し定食 1,980円(税込) ※せいろ蒸しのメインを三河ポークまたは本日の白身魚から選択可
初めにご紹介するのは「おこわせいろ蒸し定食」、「雑煮せいろ蒸し定食」です。この2つのメニューはせいろ蒸しの具材を三河ポークと本日の白身魚のいずれかから選択できます。おこわはもち米ならではのもっちりとした食感と、噛めば噛むほど広がる優しい甘みが楽しめ、総菜との相性も抜群です。一方、雑煮は噛むほどに生まれる餅の旨みと丁寧に取られた出汁の風味が口の中にじんわりと染み渡ります。
いなり餅定食 1,650円(税込)
次にご紹介するのは「いなり餅定食」です。油揚げの香ばしさがふわっと広がり、続いてお餅の柔らかな弾力とやさしい甘みが追いかけてきます。油揚げの中に餅という組み合わせの一体感は抜群で、噛むたびに口の中でじゅわっと広がる旨みと、もちもちとした食感のコントラストは、一度食べたらやみつきになる一品です。
もち天 770円(税込)
次にご紹介する「もち天」は外はサクッと軽やか、中はもっちりとろり。衣は油っぽさを感じさせない絶妙さで、お餅の柔らかさとしっかり調和しています。
選べる3種のミニもちセット(ドリンク付き) 1,320円(税込)
全9種類:つぶあん/きな粉/みたらし/こしあん/白あん/マロンあん/クリームチーズ/みそ/トッポギ
続いて紹介するのが「選べる3種のミニもちセット(ドリンク付き)」です。「つぶあん」や「きなこ」といった定番なものから「トッポギ」や「クリームチーズ」といった独創性に富んだものまで、いろいろな味を一度に楽しめます。ドリンクもついてくるためデザートとしても軽食としても満足度が高いメニューです。
焼き餅セット 特製醤油と有明海苔 1,320円(税込)
最後にご紹介するのが「焼き餅セット 特製醤油と有明海苔」です。炊きたてのごはんのように香り立つ焼き餅の香ばしさと、丁寧に作り上げられた特製醤油の芳醇な香り、そして有明海苔の上品な風味が一体となり、一口で何層もの味の広がりを楽しむことができます。
「もちつもたれつ」は伝統的なお餅料理と現代的なアレンジが融合した新しい味わいを楽しめる、日常の中のちょっとした贅沢としてもぴったりのお店です。心地よい船旅と、手間暇かけた和の味わいが織りなす特別な一日を、ぜひ体験してみてください。
もちつもたれつ 神宮店
〒456-0031 愛知県名古屋市熱田区神宮3丁目7−1 べんてんビル1F-3
営業時間
月、水~日、祝日、祝前日: 11:00~18:00
(料理L.O. 17:00 ドリンクL.O. 17:00)
定休日:火曜日
TEL:052-228-1199
URL:https://motchitu-atsuta.owst.jp
スペシャルサンクス:もちつもたれつ 神宮店 橋本店長、 海蔵 ダイイチ名古屋支店 鈴木さん、モデル/瀬田遥、text/photo:編集部
3月1日(土)〜2(日)の2日間にわたり愛知県蒲郡市で第1回「蒲郡マリンフェスティバルinラグナマリーナ」が開催された。このイベントは「RALLY三河湾2025」と同時開催され、桟橋には国内外のメーカーが手掛ける様々なモデルが集結した。イベント当日はトヨタマリン「PONAM-28V」や「PONAM-31」は爽快な乗り味で、海を走る楽しさを伝えており、海のモビリティの魅力を来場者にアピールしていた。他にも、YFRシリーズの頂点に冠するヤマハ「YFR330」や、スクエアバウを採用した特徴的なフォルムのヤマハ「S-QUALO」、ニュージャパンマリンが生み出す高品質なカタマラン艇「NSC265」、理想の船型に強さと軽さをプラスしたヤンマー「EX34A-HT」も注目を集めていた。輸入艇では北欧デザインの洗練されたスタイルが目を引く「NimbusCommuter11」も登場。様々なタイプのボートに乗船し、実際に海へ出ることで、各社のボートの魅力も存分に体感することができた。また、機能的なデッキスペースを持つスズキマリン「X24」は本格的な船釣りを楽しみたい人々から関心を集めていた。他にも、「YFR-27EX」を使用したジャイロ体験では最新技術による揺れの軽減を体感でき、初めてボートに乗る方々にも好評だった。内覧ではLEXUSの世界観が随所に表現された「LEXUSLY650」やトヨタマリン「PONAM-35SW」が公開され、来場者の注目を集めていた。今回のイベントでは様々なタイプのボートに乗船できることはもちろん、海上で非日常の体験をすることができるなど、初めてボートに触れる人でも気軽に海の魅力を堪能できる魅力的なイベントとなっていた。
取材協力:株式会社ラグナマリーナ
愛知県蒲郡市海陽町2丁目1番地 TEL.0533-58-2950 URL: https://www.lagunamarina.co.jp
3月20日(木)〜23日(日)、神奈川県横浜市で「第64回ジャパンインターナショナルボートショー2025」が開催された。今年はメインとなるパシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナに加え、日本丸シーカヤックパーク、八景島マリーナを含む計4会場にわたり、それぞれの特色を生かしたプログラムで構成。パシフィコ横浜では最新モデルのボートやマリン用品、各種関連サービスを紹介し、横浜ベイサイドマリーナでは国内外の注目艇を海上で展示していた。会期初日にはパシフィコ横浜のメインステージで「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2024」の授賞式が行われるなど、ボート業界の最新トピックスが次々と紹介され、会場は連日多くの来場者で賑わった。
今月号も見応え十分の内容になっておりますので、ぜひご覧下さい!!