9月10日にハイピッチvol.235が発売しました!!今月の表紙は、片桐えりか さんです!!
「CENTURION BOATS(センチュリオン)」のインポーターである「エルアイビーリゾート」が運営する琵琶湖湖畔のマリーナ「ロータリーピア88」の桟橋に係留された「CENTURION Fe22(センチュリオンFe22)」。ワイドでカッティングエッジなスタイル。船首からトランサムまで続く彫りの深い幾何学的な造作が印象的。アッパーデッキが絞られることのないスクエアバウはひと目でFe22とわかる特別な造形。18のベースカラー(船底カラー)と37のメインカラー(ハルカラー)、2つのタワーカラーから選びカスタマイズすることができる。フロントガラスやタワーは、Fe22のハルとトータルバランスの取れたデザイン。タワーは、Roswell社製のバトルアドバンスタワー。本体カラーは白または黒を選び、タワーの横を覆うタワーシールドの色を船体カラーと同じ37色から選び、組み合わせることができる。また、バトルアドバンスタワーにはWet SoundsによるCenturion Champ Systemを搭載。このタワースピーカーも白か黒を選ぶこともできる。外品メーカーSKYLONのボードラックとRoswellタワー専用の ビミニトップにボードを収納。このビミニトップはヘルムエリアを含むコックピット内のスペースをカバーしており、快適に過ごすことができる。フロントウィンドウのサイドには、Fe22と刻印されたプレートが取り付けられている。ボートの外側に表示されるGator StepのデザインやCENTURIONのデカールも色を選ぶことができる。カラーコーディネートをすることで、22フッターをラグジュアリーボートに昇華させ、カスタマーそれぞれの個性を表現することができる。同じゲレンデで、同じデザインのボートと出会うことは皆無だ。幾何学模様にデザインされたGator Stepで守られたスイミングステップから乗船する。ソファーやクッション以外のフロア全面を覆うGator Stepは、ソフトなタッチで素足にも優しく滑りにくく安全性が高い。また、船体カラーに合わせ、ソファーなどのインテリアカラーとGator Stepのフロアカラーを選び組み合わせることで、インテリアもユーザーの好みにカスタマイズすることができる。トランサムの最後尾にはボードなどを入れる横長のストレージ。このストレージには、バラストバッグを追加することもできる。アフトデッキのクッションの間に敷かれたGator Stepを通りコックピットに向かう。コックピットは、 22フィートとは思えないゆとりある広さ。定員数は12名。全周のブルワークに面したソファーは、分厚く適度な硬さのパッドで立体的な座面や背もたれに包まれ、快適な座り心地。左右それぞれにスピーカーと4つのカップホルダーをインサート。サイドパネルも色を選ぶことができる。シートの下は大容量のストレージ。ダンパー付きの座面は開いたままで固定され、両手を使い安全に出し入れすることができる。フロントウィンドシールドから前方は、オープンスペースのバウライダー。絞り込みのないワイドなバウデッキの左右は前方を向いて足を伸ばすことができる。中央にクッションを装着すれば、バウデッキ全体がフラットなサンベッド。このバウデッキの左右にもハンドグリップやカップホルダーが備わり、安全に寛ぐことができる。バケットタイプのドライバーズシートに着座する。スポーツカーのようなホールドの良いCobra Racingのドライバーズシート。フリップアップすることもできるマリン仕様。このドライバーズシートは回転するが、トーイング中は、シートを前方に向け固定。ステアリングを握りながら体を真横にし、ライダーを確認することを想定したデザイン。窪みに左足が収まり、体を安定させたまま操船することができる。非対称のダッシュボードもFe22の特徴。前方の視界を妨げないよう右側にオフセットされたタッチパネル。センター側を低くすることで、前方の視認性を高めている。また、タッチ操作もしやすいレイアウトだ。サーフシステムはディスプレイのタッチ操作。トーイング中、頻繁に操作するスピードコントロールやスティンガーウェイクプレートは4枚のパドルでコントロール。左側のパドルはスティンガーウェイクプレートのコントロール。右側のパドルは、オートクルーズのスピードをアップダウン。誰が操船しても、ライダーから要求されたスピードに調整することができる。そして、ステアリングの左側には、オーディオのコントローラーやワイヤレスで充電できるスマートフォンホルダーも備わり、邪魔なケーブルもなく操船中でもスマートフォンを操作することができる。ダッシュボード以外にもドライバー想いの装備が備わる。その一つは、ドライバーズシートのすぐ横、フロアの下にクーラーボックス。飲み物や軽食を入れておけば、運転している合間に、素早く取り出すことができる。そして、ポートサイドのコンソールにはウォークスルー・トラッシュ・シュート。つまりゴミ箱。長時間過ごすトーイングボートには重要。船内がドリンクなどのゴミだらけにならず、快適に過ごすことができる。Fe22のポテンシャルを確認するため、バラストを満たすことなく出港する。湖とはいえ、5〜7m/sの南よりの風が吹き、時折0.5m以上の波立つラフコンディション。トーイングには向かないが、シーワージネスを試す絶好の湖面。スロットルを握りギアを入れ加速する。2000rpmで7.5ノット、3000rpmで13.3ノット。エンジンは、409馬力のPCM CRUSADER 6.0L。中低速からのパワフルなトルクで一気に加速する4000rpmで22.4ノット、5000rpmで27.8ノット。波の中、トップスピードは5600rpmで31.5ノット。メーカー発表のデータでは、34ノットと記録されている。そして、Fe22は、他ビルダーのトーイングボートとは明らかに違う乗り味。それは、Centurion独自のOpti-V Hullによるもの。トランサムに向かいほぼフラットになる一般的なトーイングボートに対し、Opti-V Hullは、トランサムデッドライズが20度。スポーツボート並みのVボトムで、トーイングボート史上最高の乗り心地と走行性能を実現する。さらに、最高のサーフウェイブを作り出す船体形状。その秘密はトランサムコーナーのリフティングトライアングルと呼ばれる三角形のボトム形状。三角形の先端はミッドシップまで続き、チャインと一体化。船首の下のVの最もアグレッシブな部分では鋭く波を切り、ラフウェイブでもソフトな乗り心地。また、左右のリフティングトライアングルは走行面上にあるため、横方向のバランスが得られ、揚力を発生。ボートの最も重い部分、つまりボートの後部にあるエンジンの重さがかかるトランサムでは、リフティングトライアングルが浮力を作り、バラストのウェイトが船体を押し付けることで、ボート全体が水中に沈み、大きなサーフウェイブを作る。また、驚くほど対称的なウェイクボードのためのウェイキも作ることができる。これら3つの要素を同時に叶えるトーイングボートはCENTURION BOATS だけだ。そして、フラットボトムに比べ、驚くほどの燃費も得られるのもOpti-V Hullの特徴。週に数回、一日中、トーイングで遊ぶヘビーユーザーにとっては、ボートチョイスの重要な理由になる。ゲレンデに到着し、バラストに水を給水する。バラストの合計は、およそ2.3トン。CENTURIONが独自に開発したRamfillを使い、半分を超えるおよそ1.2トンをたった90秒で入れ終える。その他のバラストは、電動ポンプを使い給水。乗員に合わせたバランスで最良の波を作る。サーフウェイブは、CENTURION独自のクイックサーフタブが生み出す。サーフサイドの逆サイドにクイックサーフタブが下がり、揚力を発生させる。逆サイドにサーフコーナーが移動し、カールを作り上げる仕組み。サーフウェイブのサイドチェンジをしたい場合は、パネルにタッチするだけ。逆サイドのクイックサーフタブが同じ角度まで降り、逆サイドにサーフウェイブを作る。この間1.8秒。ライダーが失速する前には、逆サイドに同じサーフウェイブが生まれライディングを続けることができるのだ」。左右のクイックサーフタブの中央には、サイレントスティンガーウェイクプレートがある。トランサムに揚力を与え、ノーズを上げ下げし、姿勢をコントロール。これは、単なるプレートではなく、エンジンの排気口を兼ねたもの。水面を抑えつけるプレートより深いところに排気することで、排気ガスをライダーの後方に流し、エクゾーストのノイズを軽減する。船上では、誰も大声で叫ぶことはない。普通の声で会話ができ、水上での1日が快適になる。クイックな給水、Vボトムのシーワージネス、パーフェクトウェイブ、低燃費。そして、誰もが一日中楽しく快適に過ごすことができるエクステリアやインテリア。その全てを叶えるエントリーモデル。それが、CENTURION Fe22のキャラクターだ。
取材協力:ロータリーピア88
滋賀県大津市苗鹿3-12-1 TEL: 077-579-5554 URL:https://rotary-pier88.com
センチュリオンボートジャパン
滋賀県大津市苗鹿3-12-1(ロータリーピア88内) TEL: 077-579-5554 URL:https://centurionboats.jp
text:Yosinari Furuya photo:Mitsuhiro Ishikawa
8月3日(土)・4日(日)の2日間にわたり「第23回蒲郡ビルフィッシュトーナメント」が開催された。今大会は晴天にも恵まれ、最高のコンディションのなか参加艇はポイントに向けて出航。ところが、肝心のカジキの姿がなかなか見当たらない。渋いコンディションのなか、各チームは必死にカジキを探していく。最初にカジキを釣り上げたのは大会2連覇中の「ライジングホープ」。キャプテンを新たな世代へとバトンタッチした同チームが、80ポンドで24.2kgのバショウカジキを見事にランディング。今大会の1本目というプレッシャーが掛かる状況下でも、連覇を果たした強固なチームワークが健在であることを見せつけてくれた。2位となったのは同じく80ポンドで23.6kgのマカジキをランディングした「CREST」。ランディングに沸き立つ船上はビッグゲームを全力で楽しむ素晴らしさを感じさせてくれた。2日目は各チーム粘りを見せるも渋い海況は変わらず、結局どのチームにもカジキの釣果は無かった。その結果、第23回大会で王者の座に輝いたのは「ライジングホープ」。抜群のチームワークとスキルで、前人未到の大会3連覇を達成した。また、今大会ではコロナ禍などの影響もあり、実に5年ぶりとなるウェルカムパーティーが開催され、会場に集まったチーム同士が、あちこちで交流を深める姿を見ることができた。他にも、今大会にはテレビ愛知の「千原ジュニアの愛知あたりまえワールド」の撮影も入っており、一段と活気づいた大会となっていた。同大会は来年も開催予定となっているため、ぜひ多くのチームが集い、たくさんのヒットコールとファイトシーンが行き交う姿が見れることに期待したい。
取材協力:株式会社ラグナマリーナ
愛知県蒲郡市海陽町2丁目1番地 TEL.0533-58-2950 URL: https://www.lagunamarina.co.jp
今回、ご紹介するグルメクルージングはラグナマリーナのすぐ目の前、歩いても目と鼻の先のところに今年6月にオープンした素敵なスポット「渚の交番UMICAN」さん。こちらのコンセプトは、海を知り、遊び、学ぶ拠点として整備されており、特にこどもの海離れ対策に力を入れるために、子供向けのワークショップや海の環境問題等を知ることができるメニューを進めている。今後は、アクテビティや海辺を活用したアウトドア体験ができるように準備しており、今後の展開が楽しみなスポットである。UMICANのカフェテナントとして、こちらに入っているお店がLIGHTHOUSECOFFEEさん。今回はこちらにお邪魔して拘りのカフェグルメをご紹介したいと思う。
ここラグナマリーナはビジターの受け入れが完璧なマリーナで、初めてのクルージングでも安心して船を泊めて食事やショッピングを楽しむことができる愛知県でも指折りのマリーナです!
取材協力:株式会社ラグナマリーナ
蒲郡市海陽町2丁目1番地 TEL.0533-58-2950 URL: https://www.lagunamarina.co.jp
ハイピッチお勧めのライフジャケットはこちら!!
水感知膨脹式ライフジャケット ベストタイプ YWV-2920RS 21,780円(税込)
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/cat/02/item/QR1TQKYWVS31
LIGHTHOUSECOFFEEさんは海と憩うカフェというコンセプトで、海辺の景観を臨みながら、地元の特産品を取り込んだメニューを提供されており、ゆっくりとした寛げる時間をコーヒー等のドリンクとともに楽しむことができるお店。こちらのコーヒーはかなり拘りがあり、海辺の景観に合わせて、ローストしたコーヒー豆を使い、ブルーボトルコーヒーの立ち上げバリスタである藤岡響さんにメニュー監修いただき、藤岡さんの抽出を再現できる拘りのコーヒーマシンでコーヒーを淹れている。また、地元特産品(みかん、抹茶、フルーツ等)を使用したメニューも用意されており、食材一つ一つの魅力を大切に生かしながら、お客様に提供されている。
渚の交番は全国で15カ所目、東海三県では初の設置です。日本財団の助成を受け、一般社団法人「がまやどり」が運営しています。
いろいろなイベントが開催されるイベントコーナーです。撮影時はオリジナルキーフォルダーを作ることができました!
映画「突撃!隣のUFO」で登場したカニ星人。蒲郡を盛り上げるために各所に出没中!!いつまでいるかはわかりませんよ!
ホットドック ¥650
今回ご紹介するのは、軽食からホットドック、小倉トースト、ドリンクからアメリカーノ、蒲郡みかんジュース、西尾抹茶ラテ、クリームソーダの6点。実のところ最後にたまごホットドックを撮影するつもりでオーダーしたのだが、あまりにも美味しそうなので食べてしまい、お客様がお見えになったので他の施設の撮影をして、最後にもう一回頼もうと思っていたのだが、戻ってきて頼もうと思ったら売り切れてしまっていた。やはり、人気の商品は皆さん知っていて、撮影できなくて本当に残念に思ってしまった。こちらはシーズンによりいろいろお勧めが変わるようで、9月以降のお勧めは安城市の焼き芋のペーストを使った焼き芋アイスや季節のフルーツを使ったスムージーがお勧めとのこと。地元の食材に拘ったメニューはクルージングの合間にぜひ立ち寄って頂きたいお店のうちの一軒である。
小倉トースト ¥550
アメリカーノ ¥500
蒲郡みかんジュース ¥600
クリームソーダ ¥700
西尾抹茶ラテ ¥700
ラグナマリーナはビジター桟橋も大きく初心者の方でも安心して着岸できるスペースがあるので、初心者入門クルージングには最適なマリーナなのかもしれない。隣接するフェスティバルマーケットにも食事をするお店が沢山あるのでお食事どころ巡りも楽しいイベントである。ビジターの方は必ずビジター桟橋に船を係留する必要がある。そして、桟橋の先の階段を上がり看板を確認して中に入らないと帰りに桟橋に戻ることができない。中に入り看板にそってマリーナフロントに行き必ず手続きをしてくださいね。今回ご紹介した「渚の交番UMICAN」さんは海の魅力が満載の素敵なスポットです!そちらで飲めるアイスアメリカーノは個人的には最近では一番美味しかったコーヒーでした。是非、皆さんもクルージングの途中でコーヒーブレイクをお楽しみください!
渚の交番 UMICAN & LIGHT HOUSE COFFEE
〒443-0014 愛知県蒲郡市海陽町2-2 TEL:0533-33-9098
URL: https://www.instagram.com/lighthousecoffee2024/
スペシャルサンクス:「渚の交番UMICAN」LIGHTHOUSECOFFEEさん、ラグナマリーナ鳥居さん、モデル:片桐えりかさん、text/photo:編集部
8月25(日)、愛知県常滑市にあるりんくうビーチで、「CENTURION WAKE SURF CHUBU OPEN 2024」が開催された。今大会は先月ロータリーピア88で開催された「WORLD SERIES OF WAKE SURFING(WSWS)」シリーズの大会で、日本では九州、広島、琵琶湖に続いて今年4回目の開催。日本での最終戦となる今大会には全国各地からプロライダー含め、多くの選手達が参戦しており、大きな盛り上がりを見せていた。WSWSは毎年アメリカで開催されている世界一のウェイクサーファーを決める大会「WORLDWAKESURFING CHAMPIONSHIP(WWSC)」につながるシリーズ戦で、海外の有力ライダーも多数参加している。また、今大会にはユースクラスも設けられており、次世代を担う子供達も大いに大会を盛り上げてくれた。WSWSカテゴリの公式競技艇にはCENTURIONRi245が採用され、世界基準の波を選手達に提供。会場にはセンチュリオンボートの最新モデルをはじめ、ムータマリンやBANDEL、EDOXなど、魅力的なアイテムの展示も数多く行われた。表彰式ではセンチュリオンボートジャパン代表の山下氏から、来年のWSWSシリーズの沖縄開催の構想が発表されるなど、来年以降も大きな盛り上がりを見せそうだ。来年は多くのライダー達に、WSWSシリーズに参戦して欲しいと思う。
取材協力:センチュリオンボートジャパン
滋賀県大津市苗鹿3-12-1(ロータリーピア88内) TEL: 077-579-5554 URL:https://centurionboats.jp
NTPマリーナりんくう
愛知県常滑市りんくう町3丁目6-1 TEL: 0569-35-7200 URL: https://www.ntp.co.jp/marina/rinku
今月号も見応え十分の内容になっておりますので、ぜひご覧下さい!!