2019 BRP SEA-DOO NEW MODEL
FISH PRO 155

２０１９年のSEA-DOOニューモデルに業界初となるスポーツフィッシング専用モデルが加わった。今回ご紹介する「FISH PRO 155」はGARMIN社製の魚探や大型クーラーボックスなどが標準装備となっており、高いフィッシング機能が特徴となるモデルだ。

今回はそんな最新モデルに乗って、沖縄の海で「FISH PRO 155」のインプレッションを行った。釣りに出る前に、実際にマシンを見てみると、船体の長さと活用できそうなスペースの広さに驚く。全長は373.4cmあり、後部のリアプラットフォームは３０cmも延長されているため、全体的に船体に余裕が生まれている。ベンチシートは長さも十分で、撮影時には大人２人が横並びで釣りをすることができた。

また、ストレージ容量に関しても、１５３.５Lあるため、釣りに行く際も十分な荷物を収納することが可能だ。フロントのストレージは座った状態で簡単に荷物を出し入れできる設計になっており、スマートフォンを保護してくれる防水型のスマートフォンボックスも用意されている。ここでは別売りのUSBポートを付けることで充電も可能となっている。そして、右舷側にはチャープソナーを採用したGARMIN社製の魚探を搭載しており、詳細かつクリアな海中情報をライダーに表示してくれる。また、撮影艇のようにオプションでスピーカーを搭載すれば、Bluetoothで自分好みの曲をかけながら釣りを楽しめるのだ。

フロントストレージはドリンクや用具箱をシートに座りながら取り出せる。完全防水型のスマートフォンボックスは別売りのUSBポートを付ければ充電も可能だ。

ハンドルの左手側で様々なモード切替を行える。iBRも付いているので、走行時の安心感も非常に高い。右側ではアクセルやディスプレイの操作を行える。

デジタルディスプレイは7.6インチ。魚探はGARMIN社の製品を採用している。スピーカー(OP)も付いており、Bluetoothでスマホとの連動も可能だ。

長いベンチシートでは２人横並びで釣りができた。エンジンはRotax 1503 NAを搭載。フットレストは傾斜付きなので、横向きに座っても体を固定しやすい。

標準装備のLinQフィッシング用クーラーボックスは５１Lの大容量で、両側にロッドホルダーも付いている。