あなたはどっちのSEA-DOOを選ぶ？


これが300馬力の異次元の走り!!水しぶきの高さに注目だ!!

RXP-X300(左)とGTR-X230(右)はどちらも加速性能は申し分ない。しかし、RXP-X300はもう一段階パワフルだ。豪快な水しぶきがそれを物語っている。

RXP-X300はレース仕様となっており、300馬力を搭載した抜群の加速性能とT3ハルが生み出す切れ味鋭い旋回性で異次元の走りを楽しませてくれる。

GTR-X230もスーパーチャージャーを搭載した２３０馬力エンジンとGTIハルが絶妙なコンビネーションを発揮し、こちらも爽快な乗り味を実現している。

今回はシードゥの人気モデルRXP-X300とGTR-X230の２艇を比較しつつ、同時にその魅力をご紹介したいと思う。まず、走行面に関して差があるとすれば、やはり馬力でこちらは３００馬力と２３０馬力とやや差がある。この差は本格的なレーシング仕様となっているRXP-X300には必要不可欠な要素で、一度レースが始まれば圧倒的な加速性能を発揮してくれる。しかし、ツーリングやレジャーにおいてはGTR-X230ならば、ストレスなくむしろ爽快な乗り味を楽しませてくれるため、ここの選択では究極の速さを目指すかどうかが重要な要素となるだろう。

２艇の走り自体を比較すると、やはり爆発力ではRXP-X３００に分があるが、GTR-X230も決して物足りなさは感じない。こちらも高い加速性能を持っている。

２艇ともに個性がしっかりと表現されており、ユーザーに贅沢な悩みを与えてくれそうだ。もちろん、どちらでツーリングしても快適な乗り味を楽しめる。

究極の速さを求めるならRXP-X300だが、GTR-X230の完成度も相当高い。抜群のマシンバランスとレギュラーガソリンでOKの燃費面は魅力的だ。

ハルはそれぞれT3ハルとGTIハルが各エンジンと抜群の相性を発揮しており、どちらもトルクの効いた軽快なコーナーリングが楽しめる。しかし、RXP-X300の切り裂くような旋回性はやはり別格で、コーナーで他のマシンと差をつけれる切れ味を持つ。また、デッキは同じものを使っており、マシンのサイズ感や収納には差はないが、重さはGTR-X230の方が数値面で１３kg軽く、スーパーチャージャーを搭載した２３０馬力エンジンをレギュラーガソリンで楽しめてしまうという燃費面でのメリットもある。その他の機能は比較的どちらにも付いているという印象だ。この２つのモデルは、どちらも非常に贅沢な仕様になっており、最後まで購入を検討しているライダー達を悩ませてくれるだろう。

RXP-X 300 メーカー希望小売価格 ¥1,886,111 (税別)
●全長×全幅 3316×1227mm ●乾燥重量 386kg ●定員 2名　●燃料タンク容量 60L ●ストレージ容量 116.4L ●最大出力 300hp ●総排気量 1630cc ●エンジン Rotax 1630 ACE
●燃料 無鉛プレミアムガソリン

SEADOO GTR-X 230 メーカー希望小売価格 ¥1,616,667 (税別)
●全長×全幅 3316×1231mm ●乾燥重量 373kg ●定員 2名　●燃料タンク容量 60L ●ストレージ容量 116.4L ●最大出力 230hp ●総排気量 1494cc ●エンジン Rotax 1500 HO ACE
●燃料 無鉛レギュラーガソリン

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